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レンタル落ち、ビデオデッキ再生確認してます。年数はかなり経過してますジャンク品としてご検討下さいまた神経質な方は入札をご遠慮ください。まとめ配送対応してません。
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総監修: 鳥海永行
原作: 荒木飛呂彦
脚本: 寺田憲史
声の出演: キャスト
育朗:堀秀行
すみれ:日高のり子
霞の目:永井一郎
ソフィーヌ:井上瑤
ドルド:池田秀一
ウォーケン:屋良有作
VHSビデオテープ50分
あらすじ
超能力少女スミレは秘密組織『ドレス』の実験に使われるために列車で輸送されていましたが、脱走を決意し、列車の中を走り回ります。
そして寄生生物バオーを体に埋め込まれた少年・橋沢育郎を偶然発見したスミレは超能力でバルブをひねり、育郎を目覚めさせます。
目覚めた育郎と一緒にスミレは列車からの脱出に成功します。。。
感想
JoJoより前の原作の作品である。
荒木飛呂彦先生の別サイドからの生命賛歌にも思える。原作を知らないと、説明不足な面もあるが引き込まれていった。
89年作品。VHSで何度も観た思い入れのある作品です。
原作から幾つかエピソードが省略されていたり、若干の変更点も有りますがコミックス2巻分の内容を
50分の中に上手く収めています。
本アニメ版の魅力は何と言っても高クオリティの作画とヴァイオレンス表現。
溶かす!潰す!切る!!
これぞヴァイオレンスヒーロー・バオー!!
キャストも
育朗:堀秀行
すみれ:日高のり子
霞の目:永井一郎
ソフィーヌ:井上瑤
ドルド:池田秀一
ウォーケン:屋良有作
と名優ばかり。
クライマックスで霞の目が「バオー・ブレイク・ダーク・サンダー!!」と技名を叫ぶオリジナルの演出が最高です!
特典のブックレットは微妙でしたが、DVDメニューから見れる設定画集は非常に良い内容です。現在ではプレミア価格となっていますが、見掛けたら是非とも入手して頂きたい作品です。
BAOHは、ジョジョの奇妙な冒険で有名な荒木飛呂彦氏のジョジョの
前作にあたる作品ですが、当方の荒木氏の作品中もっとも大好きな作品で本作品は連載終了後にOVA化された物となります。
タツノコプロの精鋭が集められて制作された本作品は、荒木氏の作画以上に
洗練された丁寧な作画で観る者を圧倒します。
ヒーロー然としたバオーが超カッコ良く燃えるアニメとなっています。
荒木氏は、集英社の連載打切りによる早期終了になった苦い思い出であるバオーの続編を描く事は全否定していて作品ファンとしては非常に残念ですが逆に続編がないからこそコアなファンからは半ば伝説化している作品に成り得たのは事実だと思う。ジョジョしか知らない読者には、一度バオーを読んで欲しいと思います。
確かに作画的には初期の荒木氏の画力不足はあるものの、ヒーローが好きな人には絶対気に入る作品だと思うし、さらにOVA版は漫画版をストーリーの破綻無く上手くコンパクトに纏めていてストレスなく観られる傑作となっています。超お勧め。
その他情報
バオー来訪者』(バオーらいほうしゃ)は、荒木飛呂彦による日本の漫画作品、およびそれを原作とするOVA作品。集英社の少年向け漫画雑誌『週刊少年ジャンプ』に1984年45号から1985年11号まで17話が連載された。単行本は全2巻[1]。
主人公は、生物兵器「バオー」へと改造された青年「橋沢育朗」と予知能力を持つ少女「スミレ」の2人。バオーの超人的能力を狙う、政府系の秘密組織「ドレス」からの逃避行を中心に、2人の成長と相思を綴った物語。
バオー(BAOH)」とは変身した育朗を指す言葉ではなく、正確には彼の体内に宿する40mmほどの寄生虫の名称である。バオーの宿主はヒトである必要はなく、作中では育朗以外にもバオーが寄生したイヌが登場している。この生物を生み出した霞の目博士の弁によれば、バオーを自由に利用することが可能になれば核爆弾級の戦力に匹敵し、「ドレス」は医学および軍事的な面で世界的優位に立てるという。バオーという名前は、作者によると当時話題となっていたバイオテクノロジーなどの「バイオ」から来ている[2]。バオーは宿主の肉体へ進入したのち脳(動脈の中)に寄生し、寄生した日数にしたがって宿主に対する影響力を強めていく。百数十日で成虫になると宿主に産卵、孵った幼虫は宿主の身体をつき破り、新たな宿主へ寄生する(この設定はOVAでは排除されている)。また宿主の肺呼吸が停止すると仮死状態となり、その場合宿主の肉体は再び目覚めるまで老化することはない。
宿主が生命の危機に瀕すると、体内に分泌されたアドレナリンをバオーが感知し、宿主の精神を無力化させてその支配下におく(ただし、劇中では育朗が戦っている自分を次第に知覚していくようになる描写がある)。次に、血管を使い宿主の全身に分泌液をめぐらせ、宿主の骨・筋肉・腱を何倍にも強化し、強靭な肉体とさまざまな特殊能力を付与する。「ドレス」では、この変身を「バオー武装現象(アームド・フェノメノン)」と称している(詳細は後述)。寄生している日数が進むに従って、段階を踏んで徐々に武装現象を発現させていく。
武装現象中のバオーは、宿主の頭部に独自の「触角」を発現させ、これにより視覚・聴覚・嗅覚などの全感覚をまかなう[3]。バオーは対象をすべて「におい」で感知しており、自身が嫌悪する敵意や悪意などの負の感情が持つ「におい」を放つ者を攻撃対象として認識している。また、これにより攻撃目標として認識された者を無力化することはバオーにとって「においを止める」行為に過ぎない。またそのにおいもいくつかにわけ理解しており「生きることを止められた者の悲しいにおい」、「邪悪なにおい」などを嗅ぎわけ、とりわけバオーが嫌いなのはドレスの刺客たちの「邪悪なにおい」である。また戦闘を通じて敵味方の区別をにおいから学ぶ学習能力も備え、味方を守ったりなどの行動をとり、生物としての進化を遂げていく。
また、武装現象の発現中は「バル」「バルバルバルバル」「ウォォォーーム」といった鳴き声(作中では主に咆吼として表現されている)のみを発し、宿主本来の音声・言語を発音することは基本的に無い。
なお、寄生虫バオーは霞の目博士が作り出した生物兵器であるが、劇中後半に変身もせずにバオーの能力が使えたり、攻撃を受け傷ついてもいないのに宿主の意思でバオーに変身したり、変身後に育朗の意識で行動し、しゃべったりと、人間である宿主の育朗がバオーを自在に操作できている。
劇中のこの寄生虫の描写は、夢枕獏による単行本のあとがきの批評にて、その姿を描いた「絵」の持つ説得力が高く評価されている。
本作は短期間で連載終了となったが、『集英社ジャンプリミックス 魔少年ビーティー対バオー来訪者』の記載では、ストーリーが纏まっている事から連載当初より物語構成が考えられており、2巻分程度の内容を想定して書かれていたと推測されている[9]。
荒木自身は本作について、単行本1巻表紙カバーでのコメント欄で「カッコイイけど悲しいお話」とコメントしている。