高一銘の茶系の研出塗りが施された美しい仕上げのタナゴ竿です。恐らく昭和中～後期に作られた竿で、当時流行った脈釣り用の竿です。脈釣りは重めの錘で道糸にトンボや毛糸を付けアタリを取り、流れ川や水深のある釣り場では手返しも早く、近年では又見直されている釣りです。穂先は半鯨と言われる極細の矢竹に鯨穂を繋いだ物で、錘を背負えながらも魚をバラさない柔らかさもある優れ物です。数年前に足元のバラタナゴの浮き釣り用に知り合いの竿作りをされている方に頼んで、ハカマを作りました。バラタナゴのアタリに対する合わせも、丁度良い感じです。在来種のタナゴは脈釣りで、バラタナゴはハカマを付けて短尺竿でと2通りでお使いください。状態も良く特に目立つ傷も無く、口部や継ぎ、穂先等の実釣に際する不具合もありません。仕様は9継使用時：全長171ｃｍ、9継・3本仕舞、仕舞寸法24.5ｃｍ、重量31ｇ、4継＋ハカマ使用時全長81ｃｍとなります。付属は竿袋とハカマとなります。これからの季節、青空の下でのタナゴ釣りにお使いください。落札後の返品・キャンセルはご容赦願います。発送は宅急便60サイズでの対応予定です。