＜内容＞ ロシアのカリスマ女流、マリア・ユーディナによる伝説的なレコードで、 ＬＰ初期録音、バッハ・リサイタル！（全４曲）
Ｍ．ユーディナについては、 その演奏のみならず、生活スタイルや哲学に至るまで、ロシアの象徴的なカリスマである！
当時、多くの演奏家や作曲家がスターリン体制による”粛清”に怯える中、 彼女だけは常にスターリンに対して抗議を続けるなど、逸話も多い特別な存在であった・・・
そして当盤は、そんな彼女のレコードの中でも、 特別な１枚で、選曲も絶妙な”超ハイテンション”のバッハ・リサイタル！
針を落とした瞬間から、 Ｍ．ユーディナならではの、恐ろしいコンセントレーションに圧倒されるが、取り分け、オルガン用の「 前奏曲とフーガ 」（ ＢＷＶ．５４３ ） では、有名な”ユーディナ伝説”の１つで、ほとんど逸話となっている、”全ての声部を、１つ１つ異なるテクスチャーで弾き分ける！”という 実にデモーニッシュな表現に驚愕！
また、今回の個体は、彼女の出身でもある、レニングラード・プレスの超濃密音で、 レコード番号的にも非常に安定したトレースで、ロシア・ピアニズムが誇る、“伝説のレコード”！
ただし、プレス数が極端に少なく、状態の良いものは、 極めて入手難のスーパー・レア・アイテム！ ＜曲目＞ バッハ ／ 「 半音階的幻想曲とフーガ 」 ＢＷＶ．９０３ バッハ ／ 平均律クラヴィーア曲集 第２巻 － １３番 バッハ ／ 平均律クラヴィーア曲集 第２巻 － １８番 バッハ＝リスト ／ 「 前奏曲とフーガ 」 ＢＷＶ．５４３ ＜レコード番号＞ 露メロディア Ｄ－９１６９／７０
（ レニングラード・プレスの最初期＝黄色アコード（ガスト５６）レーベルで、１０インチの超重量盤。完全初出オリジナル！ ） ※ 彼女はレニングラード出身のため、数あるプレ・メロディアの中でも完全オリジナル！ ＜レコード・コンディション＞ ＮＭ－ ～ ＮＭ＋ 光沢も美しい殆ど使用感のない美品だが、第２面に僅かに浅いスリキズある良質コンディション！
ただし、圧倒的な演奏と音質が凄いので、あまり気にならない美品！ ＜ジャケット・コンディション＞ 大変貴重なロシア語の表記もある、レニングラード製の完全オリジナル・ジャケット！
痛みや補修痕なども目に付くが、はっきり言って、残っているだけでも大変貴重なオリジナル仕様！ ※ 大きな問題（誤記等）があれば、その都度丁寧に対応させて頂きますが、 基本的にノークレーム・ノーリターンでお願い致します。 ＜御紹介＞ 当方が出品しているレコードについては、全ての商品に於いて クリーニングやメンテナンスを、時間をかけて丁寧に行っております。 そのため、カビや汚れは勿論のこと、ホコリの心配なども不要です。 落札された方は、レコードが届き次第、直ぐに再生可能です。 ですので、安心して入札して頂ければと思います。 （ 盤面の外傷等は除きます。）